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成功する秘訣は、ユダヤ人の考え方にある!<■書籍紹介■『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』>

このブログでは、私の人生に影響を与えた書籍を紹介していきます。

本というのは、読む人によって解釈が変わる場合もあります。

なので、このブログでは、本の要約ではなく、

この本を読む目的について紹介します。

人生、その時々に応じて、様々な悩みがあると思いますが、

大体の悩みは本屋さんで解決出来ます。

その中で、私に行動力を与え、悩みを解決してくれた書籍を紹介します。

今回のテーマは、↓↓↓です。

成功する秘訣は、ユダヤ人の考え方にある!

<書籍情報>

ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集

*著者:石角 完爾
*発行:株式会社集英社
*画像引用:Kindle


豊くん
豊くん
今回は、なんだか難しそうな本だね。
学神様
学神様
堅そうなタイトルじゃが、すごく面白いぞ。
学神様
学神様
日本の昔話ってわかるじゃろ?
豊くん
豊くん
もちろん!
桃太郎とか浦島太郎とかでしょ?
学神様
学神様
そうじゃ!
学神様
学神様
この本は、ユダヤ人の間で、古くから伝わる昔話をまとめたものなんじゃよ。
豊くん
豊くん
そうなんだ!

それは楽しそうだね!

学神様
学神様
ただ、日本の昔話と違って、すごく具体的にお金や幸せについて書かれている。
学神様
学神様
それが、日本人にとって、新鮮かつ衝撃的なんじゃ!
そして、とても勉強になるぞ!
豊くん
豊くん
はやく教えてよー!
学神様
学神様
よしきた!!

学神様
学神様
まずは、ユダヤ人について紹介するぞ!

ユダヤ人とは・・・?

ユダヤ人は、ユダヤ教の信者のことです。

人口は、全世界の0.2%程度。

そのほとんどが、イスラエルとアメリカに滞在しています。

日本人からみるユダヤ人のイメージは、

第二次世界大戦下のナチスによる、

ユダヤ人ホロコースト(大虐殺)ではないでしょうか。

とても悲しいイメージがあるかもしれません。

しかし、ユダヤ人には成功者が多く、

Google創業者のラリー・ペイジ、

Facebook創業者の、マーク・ザッカーバーグ、

マクドナルド創業者のレイ・クロック、

映画監督のスティーブン・スピルバーグ等など、

挙げればきりがないほど、世界的に影響を与えている人がいます。

ホロコーストという悲しい過去を背負いながら、

世界を揺るがす程の成功者を出す、強さの裏側には、

今回紹介する「タルムード」というユダヤ版昔話に秘密が隠されています。

学神様
学神様
次は、タルムードについてじゃ。

タルムードとは??

簡単に言ってしまうと、ユダヤ版昔話です。

歴史は、1500年以上前からあると言われております。

ただ、童話のようなものではなく、

日常生活の慣習や医学、

衛生、子育て、紛争解決、

家庭、恋愛、セックス等など、

あらゆる具体的な事柄が記載されており、

400ページほどの書物が30冊以上という、

とんでもなく膨大な量です。

そして、このタルムードを、

ユダヤ人は小さい頃から毎日少しずつ読んで勉強します。

ただ、読むだけでは無く、

自分ならどうするか。

というのをとことん考える癖をつけ、

様々なリスクを回避し、

幸福を手に入れる手段を身につけていくのです。

豊くん
豊くん
ユダヤ人ってすごいんだね!!
学神様
学神様
そうじゃ!
ユダヤ人に「想定外」という言葉は通用しない。
とても芯の通った民族なんじゃ!

学神様
学神様
その「タルムード」の中で、特に参考になった話を、
超超超簡単に3つ紹介しよう。

テーマ

テーマ①
 魔法のザクロ
 「ノーペイン・ノーゲイン」(犠牲なくして成功なし)

テーマ②:
 悪いのは誰?
 「情報は疑って見よ」(思考停止が判断を誤らせる)

テーマ③
 母鳥と三羽のヒナ
 「教育とは『教育することを教育する』ことだ」(ユダヤ式教育の真髄)

【テーマ①:魔法のザクロ】

「ノーペイン・ノーゲイン」(犠牲なくして成功なし)

あるところに住む3人兄弟は、成人を迎えたので10年間修行にでることにしました。
それぞれ10年間の中で、一番不思議に思った物を持って帰ろうと決めます。
長男は、ある旅人から「世界の隅々まで見渡せるコップ」をもらいました。
次男は、じゅうたん売りから、「空飛ぶじゅうたん」を買いました。
三男は、森の中で沢山の花が咲くザクロの木に、たったひとつの実がなった「ザクロ」を見つけました。

それぞれ10年後に再開し、不思議なものを見せ合いました。
長男が世界が見渡せるコップを見ると、遠い国のお姫様が不治の病で寝込んでいました。
3人は空飛ぶじゅんたんで、すぐにお姫様の元へ向かいます。
王様がなんとか治してほしいと言うので、三男が持っていた「ザクロ」を半分に切り、お姫様に食べさせました。
すると、みるみる顔に精気が戻り、元気になりました。
王様は感激し、3人の誰かがお姫様と結婚して良いと言います。
お姫様は、3人の持っているものについて説明します。

長男:世界が見渡せるコップは、まだ使えます。
次男:空飛ぶじゅうたんは、まだ使えます。
三男:ザクロは、残り半分です。

お姫様は、三男と結婚する事を決めました。
「私のために、大切なザクロを半分失ったのですから。

この話からわかる事は、

「自己犠牲なくして成功は得られない」

ということですね。

日本人は、手軽に稼げるビジネスなどの話があると、

興味が出てしまい、騙されて財産を失うケースが多くあります。

楽して稼ぐなんてことは、基本的には出来ません。

出来たとしても単発的なものだと思います。

まず、大切なものを失わなければ何も得られない。

という思いがあるからこそ、

ユダヤ人は思いきった投資をして成功するのです。

学神様
学神様
ノーペイン・ノーゲイン
良い言葉じゃの。
豊くん
豊くん
そうだね。
お菓子をゆずるからジュースちょうだい!!
学神様
学神様
んー、なんか違うような。。。


【テーマ②:悪いのは誰?】

「情報は疑って見よ」(思考停止が判断を誤らせる)

今まで真面目に勉強をしていた学生が、ふと通りかかった家に鍵がかかっておらず、扉が少し開いていたので、つい出来心で侵入し、物を盗んでしまった。
当然、逮捕され、有罪判決。
大学は退学処分、就職もできず、心がすさみ、今度は本気で盗みに走るようになりました。
再犯で捕まると刑務所に入る年数も増えていくので、結局この学生は、刑務所を出たり入ったりの人生を歩むことになりました。
最初の家に鍵がかかっていたら、この学生の人生はどうなっていたんでしょう。

常識的に考えれば、この学生はもちろん悪いことをしています。

そこを前提での話ですが、

鍵をかけなかった人はどうでしょうか?

1人の学生の人生を大きく狂わせました。

その後も何人も被害が出て、

警察や裁判所、刑務所などでもコストがかかっています。

犯罪者を責めるだけでは無く、

犯罪が起こった背景にも目を向ける必要があるのではないか。

というお話です。

学神様
学神様
なるほど、一方的に物事を見ても何も解決しない。
一つの情報から、どれだけの事が考えられるのか、
その背景を知る事が大切じゃの。
豊くん
豊くん
難しいー!!

【テーマ③:母鳥と三羽のヒナ】

「教育とは『教育することを教育する』ことだ」(ユダヤ式の真髄)

鳥の巣が大嵐に巻き込まれ、すぐ逃げないと地上に落下してしまいます。
巣には三羽のヒナがおり、海を渡って、安全な場所にうつる必要があります。
母鳥はこの大雨と嵐の中で、三羽のヒナを一度に運べないので、一羽ずつ口にくわえて運ぶことにしました。

そして、一羽ずつに質問します。
「子どもよ、お母さんは命がけでお前を助けようとしているが、お前はその代わりに何をしてくれるのかい?」

一羽目:今そんなことを考えている余裕はありません。とにかく私を安全なところに運んでください。
二羽目:毎日お母さんに食べ物を運んで来て恩返しします。
三羽目:お母さんがしてくれたことを、私のこどもにもしてあげます。

結果、一羽目と二羽目は、答えた瞬間、海に落とされました。
三羽目だけ、安全な場所に無事送り届けてもらいました。

少し残酷で怖い話ではありますが、

ユダヤ人は、子どものころからこの話を聞きます。

親から子へ伝えていく。

この「怖さ」とともに、この伝えていく大切さを学ぶのです。

世界で一番始めに義務教育を行ったのは、ユダヤ人とされています。

常に、語り継ぎ、教え継ぐという事を大切にしています。

1人勝ちという考え方はなく、みんなで幸福になろう。

そして、来世にも受け継いでいこう。

という素晴らしい考え方が根付いているので、

いつの時代でもユダヤ人が活躍しているんですね。

学神様
学神様
このブログも同じ気持ちじゃよ。
みんなで学んで、豊かになろうというものじゃ。
豊くん
豊くん
学神様さすがっ!!

まとめ

・世界で活躍するユダヤ人には、古くから伝わる「タルムード」に秘密が隠されています。
・保守的な日本人の常識とは少し違う面が多く、学べる事はおおくあります。

この本は、普段の生活だけではなく、

ビジネスや人間関係、さまざまな場面で役に立ちます。

繰り返し読むことで、ユダヤ的な強い考え方を身につけることが出来ますので、

かなりオススメの一冊です。

興味のある方は、是非書店へ!!!