こんにちは🙂✋
今日のドラブロはこちら👇👇👇
- とりあえず貯金をしている人
- 借金をしようとしている人
- 既に借金をして、毎月支払いに追われている人
- 欲しいと思ったら、すぐに手に入れたくなる人
欲しい物がある時、貯金をして買うのか、ローンを組んで買うのか、迷う事はあります。
しかし、まず第一前提として、それは本当に必要なものですか?
お金との向き合い方が学べるストーリーです。
漫画情報(ドラえもん)
「してない貯金を使う方法」
<漫画情報>
ドラえもん 第4巻より
「してない貯金を使う方法」
*著者:藤子・F・不二雄
*発行所:小学館
*画像引用:Kindle
あらすじ「してない貯金を使う方法」
1.欲しい物を買うには、コツコツ貯金
のび太くんは、おもちゃ屋さんで欲しいプラモデルを見つけました。
値段はなんと、「1,800円」です。
そして、のび太くんの貯金は「102円」で、全く足りません。
ドラえもんに、お金を作る秘密道具は無いかと相談しますが、
「ばかいえ!!お金を作るのは犯罪だぞ。」と叱られます。
お札をコピー機で印刷することは、犯罪です。
『通過偽造罪』:無期又は3年以上の懲役
コピー機には、偽札防止機能があり、コピーしようとすると警報ブザーが鳴ります。
執行猶予もなく、かなりの重罰なので、遊び半分で印刷する行為は絶対にやめましょう。
のび太くんは、パパに相談すると、「肩たたき1回10円」というアルバイトを紹介されます。
1日1回で毎日10円。月に300円。半年後に1,800円貯まる計算です。
のび太くんは、今すぐ欲しいといいますが、パパは叱ります。
働く事の喜びを知りなさい。
たとえ肩たたきでも、半年かかっても、自分の力で買えた時の嬉しさは大きい。
パパは、のび太くんに働く事の魅力を伝えますが、小学生ののび太くんには響きません。
2.月賦(毎月定額払い)という選択肢
のび太くんは、今すぐ買えた方が嬉しいのではないかと、パパの考え方を否定しています。
そこで、突然、パパの弟が遊びに来ました。
弟は、ゴルフの高級クラブや新車など、欲しい物を沢山手に入れていました。
安月給なのにどうやって買ったのか聞くと、
『月賦(毎月定額払い)だよ。』と言います。
■月賦(げっぷ)
代金などの全額を一時に払わないで、月々に割り当てて分割払いにすること。
■ローン
金融機関からお金を借りて品物を購入し、毎月定額で返済していく。
※月賦とローンは、似ている様で少し違います。
弟は、月賦についてはこのように考えています。
品物を先に手に入れて、楽しみながら金を払う。これこそ現代人の生き方。
のび太くんも、この考え方に賛同して、どうにか月賦でプラモデルを買えないか考えます。
3.貯金をはじめてみた
「これだ!」
“現代人の生き方”を思いついたのび太くんは、パパの言うとおり、肩たたきのアルバイトを始める事にしました。
約束通り、10円の報酬を受け取り、継続を誓います。
ドラえもんも、のび太くんを見直した様子ですが、実はのび太くんには考えがありました。
それは・・・
半年後の自分の貯金箱には、1,800円貯まっているはずだ。
タイムマシンで、それを取りに行けばいい。
ドラえもんは、違和感を感じながら、のび太くんと一緒に半年後の貯金箱を取りにいきますが、到着した未来ののび太くんの部屋には、貯金箱は見当たりません。
探していると、たまたま庭に埋めてあるのを発見し、取って帰ります。
中を開けてみると、10円玉ばかりで1,800円しっかり入っていました。
4.本当に必要なものとは
現代に戻ると、そこには半年後ののび太くんが待っていました。
半年後ののび太くんは、
「やっぱり貯金をとったか。隠しておいたのに。」
「きっと後悔するから、貯金を返せ!!」
と言いますが、反対を押し切って現代ののび太くんは、ドラえもんと一緒にプラモデルを買いに行き、すぐ作ろうと言ってワクワクしながら家に帰ります。
そして、いざ作り始めると、細かい部品が多く、不器用な2人にはとても作れるものではありませんでした。
結局プラモデルが完成することはなく、1,800円は、グチャグチャのゴミになってしまいました。
諦めたのび太くんは開き直り、肩たたきはもうやめた。とパパに言いますが、
「計画を途中で投げ出すのは1番悪い!!」
と叱られて、肩たたきを続ける事になります。
また、そこに弟も現れて、「月賦に追われてくるしいから、少しお金を貸してくれないか?」
・・・
現代人の生き方は、くるしいなと感じるのび太くんでした。
まなび
月賦やローンの考え方
月賦やローンという仕組みを使えば、貯金が無くてもすぐに欲しい物が手に入れる事が出来ます。
しかし、これは紛れもない『借金』です。
そして、借金というのは、“未来の自分にお金を借りる行為”なんですね。
まさにその事をのび太くんは体現してくれました。
物欲が強い人は、目の前に欲しい物があると、今すぐ手に入れたいという気持ちが湧き、借金をするケースがあると思いますが、未来の自分にお金を借りて、それを必ず返さないといけません。
今回のび太くんは無金利でしたが、実際には利息も付くため、借金した額より多く返さないといけません。
情報の多い現代では、『マネーリテラシー』を高める必要があります。
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必要な物かを見極める
今回のび太くんは、借金をしてまで購入したプラモデルをゴミにしてしまいました。
その後残ったものは、『半年間の肩たたき』のみです。
働いたお金は全額借金返済なので、ただ働きと同じ感覚ですが、やめる事は出来ません。
今回判断を誤ったのは、現状の自分には価値の無い物を買ってしまったというところでしょうか。
考え方としたら、半年間楽しむ事が出来るものであれば、のび太くんは満足出来たと思います。
弟が発言した、「品物を先に手に入れて、楽しみながら金を払う。これこそ現代人の生き方。」という考え方は、私も共感出来ます。
家や車など、貯金で買おうと思ったら、貯まった時には必要な時期を過ぎているかもしれません。
借金をする時に大切な事は、
- 必要生⇒自分に適しているか
- 返済期間⇒返済中はずっと使用出来るものか、そして支払い続けられるか
- 時期⇒今必要なものか
この3つではないでしょうか。
私も、学生時代は貯金が無く、様々なものをローンで手に入れました。
やはり不要だったものと、買って良かったものがあります。
そこで、買って良かったものは、上の3つに当てはまります。
『借金』自体は、とても便利なシステムなので、必要な際は使う事は悪いことと思いませんが、判断を間違えると必ず悪夢が待っています。
未来の自分と相談しながら、しっかり考えていきましょう。
貯金をする事で、欲しい物を見極める
これは、補足ですが、パパが言うように、
働く事の喜びを知りなさい。
たとえ肩たたきでも、半年かかっても、自分の力で買えた時の嬉しさは大きい。
という、コツコツ貯金をして買う方法も、是非一度試してもらいたいです。
何度か欲しいものの為に貯金をして買おうとした事がありますが、いざ買おうと思うと不思議と「やっぱりいいや。」となる事が多くあります。
こんなに頑張って働いて、身銭を切ってまで欲しいものだったのかなと疑問に感じてしまうのですが、その違和感が大事なのではないかなと思うことがあります。
借金をすると、身銭を切る感覚が薄く、本当に必要なものかどうかもわからず借金をして買ってしまい、ただの浪費で終わるということはよくあります。
ケチケチする訳ではなく、お金を何に使うかを判断する力は必要です。
本当に必要か判断する為に、"現金で払ってでも必要なものであるか"、そんな判断方法も一つ有効ではないでしょうか。
まとめ
簡単におさらい
- 欲しいものを買うときは、月賦という選択肢もある
- 借金は、未来の自分にお金を借りる事
- 必要性の判断力を養う
- マネーリテラシーを上げる
という事で、今回は、
「のび太流貯金術!!それって本当に必要なもの!?」
についてのお話でした。
次回、乞うご期待!!🙂
(参考)ドラえもん 漫画の販売
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