このブログでは、私の人生に影響を与えた書籍を紹介していきます。
本というのは、読む人によって解釈が変わる場合もあります。
なので、このブログでは、本の要約ではなく、
この本を読む目的について紹介します。
人生、その時々に応じて、様々な悩みがあると思いますが、
大体の悩みは本屋さんで解決出来ます。
その中で、私に行動力を与え、悩みを解決してくれた書籍を紹介します。
今回のテーマは、↓↓↓です。
「楽に生きられる、思考の道具箱」
社会に出ると、沢山のしがらみの中で、
いろんな人たちに囲まれて生活をしていく必要があります。
その中で、様々な悩みを抱えてしまう事はあります。
悩んでしまうと人生が楽しくなくなります。
情報が飛び交う中で、
何を大事にしていけば良いのか、
自分自身が幸せに生きるための思考法を、
この書籍では教えてくれます。
<書籍情報>
Think Crearly
*著者:ロルフ・ドベリ
*訳者:安原 実津
*翻訳協力:株式会社リベル
*校閲:株式会社鷗来堂
*発行:株式会社サンマーク出版
*画像引用:Kindle
今回も、ロルフ・ドベリさんの書籍を紹介致します。
実は、過去にも幸福に生きるテーマや、
ニュースの必要生についてのテーマ等、
今まで当たり前と思っていた事を疑問視して、
生きる上で本当に必要な考え方を教えてくれます。
「考えすぎなくて良い」
ってなところかな。
よりよい人生を送るためには、
不要なことを取り除くのが一番わかりやすい事ですが、
社会生活の中で、当たり前と思ってやっている考え方が、
実はそもそも考えなくて良いこと、
なのかもしれません。
みなさんは、いろんな悩みをもつこともあると思いますが、
不要な悩みまで抱えていませんか?
わからないことは、わからないで良いんです。
もっと楽に生きられる思考法をまとめたのが、
この書籍です。
著者のロルフ・ドベリさんは、
この書籍で52の思考法を紹介してくれています。
「思考の道具箱」として、この書籍を使って欲しい。
そんな思いでまとめられているので、
このブログテーマも
「楽に生きられる、思考の道具箱」
とさせて頂きました。
テーマ①:戦略的に「頑固」になろう
テーマ②:本音を出しすぎないようにしよう
テーマ③:「能力の輪」「尊厳の輪」をつくろう
【テーマ①:戦略的に「頑固」になろう】
今回の「頑固」というのは、
判断をせまられた時の選択肢をひとつ決めておこうというものです。
一見、頑固にするのはあまり楽ではないし、
その場その場で柔軟に判断した方が良いじゃん。
と思いがちです。
しかし、よく考えてみてください。
いつも公平な判断って出来ますか?
一日中判断を繰り返していると、
だんだん判断力がにぶってきます。
その時の状況でも変わってきます。
さらに、疲れている時は、
自分に甘い判断になりがちです。
要は、その時の状況や感情で判断が変わってしまうより、
ひとつ頑固に決めておいて、
どんな時も「選択肢は一つ」というものを決めておけば、
かなり楽ではないでしょうか?
もしかしたら、
今回はその判断は違うっていう場面もあるかもしれません。
しかし、長期的に見た場合、目標達成にはひとつのルールを決めておいた方が、
成功に近づくと思います。
【テーマ②:本音を出しすぎないようにしよう】
※これは、社会で生きる上でのお話です。
本音を出すという事は、一見良いことの様に聞こえます。
しかし、どうでしょうか。
職場の同僚とご飯に行くことを想像してください。
レストランに行き、
ここの料理はまずいね。
と言われたり。
あなたの今日の洋服と時計は合っていないね、
と言われたり。
興味のない話を延々と聞かされたり。
オープンな人は好まれる傾向にありますが、
不快になることまでオープンにされると、
一緒に居たくなくなりますよね。
テーマ①と重なる部分がありますが、
実は本音というのも、その日の気分で変わる事が多いです。
気分によって、今日の食べたいものも変わりますし、
話したいことも変わります。
自分の本音って、
自分で思っているほどわかっていない。
これが結論ですね。
なので、その場その場で思っていることを言うと、
いつも言っていることが違う人になってしまい、
完全に見下されてしまいます。
そこで出てくるのが、
「2番目の人格」です。
二重人格になろうという話ではなく、
人は、”外向きの顔”と”内向きの顔”が必要です。
例えば総理大臣に期待することは、
「国をよくすること」で、
プライベートの話はあまり興味ないですよね。
自分の信念を搭載させた、
もう一人の自分を作り出すと、
楽に社会の中に溶け込む事が出来ます。
そして、本音を言うのは、
自分から一番近い人だけでよくないですか?
【テーマ③:「能力の輪」「尊厳の輪」をつくろう】
この書籍では、「能力の輪」と「尊厳の輪」という言葉が出てきます。
「能力の輪」とは、投資家で有名なウォーレン・バフェットが作った言葉で有名ですが、
自分の能力の輪の内側の事はよく理解できるが、
外側の事は理解しにくい。
というものです。
言い換えれば、
「内側=才能」・「外側=欠点」です。
少し強引な言い方ですが、自分の輪の境界線を把握し、
内側の事にだけ取り組む方が、
価値が高い行動がとれます。
しかし、その輪の内側とはどういうものかがまずわかりません。
その答えは、この書籍では「執着」できるもの。
と書いてあります。
私的には、「夢中」になれるものと言い換えても良いのではないかと思います。
夢中になれるものこそが、自分の強みかと思います。
そして、次に「尊厳の輪」です。
これは、この書籍の著者である
ロルフ・ドベリさんが考えた言葉です。
一言で表すなら自分の「ポリシー」みたいなものです。
なぜポリシーは必要かと言うと、
何も考えずに生きていると、
気付かないうちに、
誰かの得にだけなる生活になってしまいます。
これは、気付いたときには遅い可能性があります。
なぜ、誰かの得になるかというと、
「社会」と「自分自身」の利害が違うからです。
例えば、勤めている会社の方針というのは、
会社の利益になることで、
個人の利益を考えたものではありません。
そこで、真面目に会社に尽くしていると、
会社の利益は出ますが、
自分自身の利益になるものは少なくなります。
そこで大事なのが、自分が本当に求めているものです。
自分自身の得たい物、失いたくない物をしっかり把握し、
ポリシーをもって生活することが大切です。
職場の中では、
【テーマ②】で紹介した、
2番目の人を作る事が良さそうですね。
・楽に生きる為の思考法を身につけましょう。
・楽というのは、何も考えない訳ではなく、自分なりのルールを決めておくということです。
いかがでしょうか。
今回は、
「楽に生きられる、思考の道具箱」
について紹介致しました。
社会に出ると沢山のしがらみがあり、
上手に生きていく必要があります。
しかし、考え過ぎて疲れてしまうと、
人生が楽しくなくなります。
そこで、この書籍の「思考の道具箱」は、
とても参考になります。
興味のある方は、是非書店へ!!!