このブログでは、私の人生に影響を与えた書籍を紹介していきます。
本というのは、読む人によって解釈が変わる場合もあります。
なので、このブログでは、本の要約ではなく、
この本を読む目的について紹介します。
人生、その時々に応じて、様々な悩みがあると思いますが、
大体の悩みは本屋さんで解決出0来ます。
その中で、私に行動力を与え、悩みを解決してくれた書籍を紹介します。
今回のテーマは、↓↓↓です。
「急激に発展していく社会、適応力こそ生きる力。」
日本は、少子高齢化が進み、
人口は減少していき、経済は悪化していきます。
これは、避けられない事実です。
今の状態で、時が経つと確実に日本は衰退していきます。
そこで、日本を救うことができる唯一の方法が、
“テクノロジーの進化”です。
そこで、新しい事は嫌い。
と言っている暇はありません。
生き残れる人は、
「優秀な人」ではなく、
「環境に適応した人」です。
未来を予測しながら、
今後の人生を豊かに暮らしていく為に、
しっかり学びましょう。
<書籍情報>
2040年の未来予測
*著者:成毛 眞
*発行:日経BP
*画像引用:Kindle
日本は割と豊かな生活環境が整っており、
ご飯が食べられなくて、
餓死した人いるというニュースは聞きません。
不満が少ない為、政治にも大して興味がなく、
ほぼ現状維持で平成から令和に突入しました。
実は、この現状維持という考え方は、
かなり危険で、何も進化していないのと同じなんですね。
給料水準もほとんどあがらない
ただ、物価は安くなり続ける。
ただ、物価は安くなり続ける。
これは少し危険な事で、
先進国では、給料水準はあがり、物価もあがり、
人口も増え続け、経済は発展していっております。
日本は実は、大幅に取り残されているんです。
今後も人口は減り続け、
少子高齢化が進み、
日本経済はぐんぐん下がっていきます。
ただでさえ生産性が悪いと言われている日本が、
高齢化が進むと、
生産性があがっていくとは考えにくいですよね?
話半分でいっても、
日本に明るい未来があるとは考えにくいです。
そこで、日本を救える唯一の方法が
「テクノロジー」
なんですね。
テクノロジーというのは、
はじめは誰もがバカにします。
スマホなんて、10年前は使ってる人はほとんどいません。
それが、今は歩きながら使うくらい普通です。
仕事も、リモートワークなんて考えられなかったですよね。
新しいものがどんどん出てくる中で、
現状維持をしていたら、完全に取り残されます。
冒頭にも書きましたが、
生き残れる人は、
「優秀な人」ではなく
「環境に適応した人」です。
「適応」するには、
まず「知る事」が不可欠です。
未来を変えてくれる「テクノロジー」をしっかり知り、
20年後の未来を予想しながら、
どんどん適応していきましょう。
①車
自動運転を通り越して、空飛ぶクルマが出現します。
垂直離陸する為、滑走路も不要。
夢物語に思うかもしれませんが、
アメリカのウーバーテクノロジーや、ボーイングなど、
名だたる企業が開発に参入しています。
日本でも、スカイドライブという会社が
既に形を作っております。
あとは安全性と法整備の部分に時間がかかりそうですが、
2040年には、空をクルマが飛び交うのが当たり前かもしれません。
そうなると、過疎地へのかかりつけ医療や、物販など、
様々な課題を解決出来るツールとなりそうです。
②店舗
ユニクロやGUで買い物したことがある人は、
わかると思いますが、
商品をレジのカウンターに置くと自動計算してくれます。
仕組みは、商品タグにRFIDタグという電波を発するものが組み込まれており、
レジのカウンターには、その電波を受ける受信機があるんですね。
店員は、その代金を受け取るだけです。
キャッシュレス決済の仕組みを使えば、
店員も不要ですよね。
品出しさえしておけば、
客が勝手に買って帰るという仕組みが出来ます。
コンビニでもファミリーマート等が、
無人店舗の実証実験を既に始めております。
買う側も、手のひらでクレジットカード認証を出来るようにしたり等、
手ぶらでいつでも買い物が出来る環境を作っているそうです。
③医療
過疎化が進み、地方の病院も高齢化により
存続が危ぶまれます。
そこで、AIによるオンライン画像診療が活躍します。
AIは膨大なデータを基に解析が出来るため、
医師より知識量がはるかに多くなります。
薬の量もベストな量とベストなタイミングが計測できる為、
がん、アルツハイマー、ワクチン等
オーダーメイドな医療が実現します。
④介護
少子高齢化が進むと、
介護スタッフも高齢化していくことになります。
極端にいうと高齢者が高齢者を介護するなんてことになりかねません・・・
今までマンパワーでやっていたことを、
このまま続けていくことは難しそう。
そこで、ロボットの登場です。
介護施設においても、
ロボットが、介護スタッフの代わりに
利用者の部屋を巡回してくれます。
実際に、そんなロボットも実現しております。
アバター「newmi」
https://about.avatarin.com/service-product/
⑤電力
原発問題もあり、太陽光や風力などの再生可能エネルギーで発電していこうという流れはすでにあります。
しかし、完全移行しないのは不安定さにあります。
そこで電力を貯めておける電池があれば問題解決します。
しかし、現在の主流はスマートホンにも使用されている、リチウム電池で液体式です。
これは燃える素材なので、強い衝撃などで爆発する危険性があります。
ここで出てくるのが「全個体式電池」です。
安全性も高く、容量もリチウム電池の2倍ほどあります。
実は日本が世界の最先端で開発中です。
さらに、現在開発中の発電技術が「核融合」です。
超簡単に言うと、地球上で太陽をつくるようなものです。
自然の影響も受けず、二酸化炭素の排出もなく、
発電量も桁違いに多い。
実は1960年から開発されており、
2035年には実現化するのではないかと言われております。
⑥年金
年金と聞くと、
2,000万円足りない!?
本当にもらえるの!?
という心配なイメージが多く有ります。
結論的には、あまり考えなくていいかと思います。
まず2,000万円問題に関しては、
平均の話しです。
全国の平均支出が月26万円に対し、
年金の平均収入が月21万円です。
よって、-5万円×30年=約2,000万円という計算なんですね。
なので、21万円で生活出来れば、何の問題もないんです。
足りない場合は、iDeCoやNISAの非課税の投資信託で、
若いうちから少しずつ増やしていけばいいだけです。
そして、もともと税金を使っている制度なので、
「年金がもらえない」=「日本崩壊」です。
年金どころの問題ではありませんね。
日本は、MMT(現代貨幣理論)といって、
自国でお金を発行して配る事が出来ます。
お金を配るとインフレになるのでは?
と思いがちですが、現在デフレからも脱却出来ない状況なので、
ある程度配っても、問題無いと言われています。
⑦食
肉は大好き!!って人は多いと思います。
国が発展すればするほど、肉食化がすすむといわれており、
アメリカをはじめ、日本も肉食文化ですよね。
今後発展途上国も肉食化がすすむと、
世界の肉の供給が追いつかなくなります。
そこで出てくるのが「代替肉」と「培養肉」です。
「代替肉」は大豆などの植物を肉っぽく再現したもの。
肉のような食感ですが、栄養もありコレステロールも低減出来るため、
健康にも良いです。
「代替肉」は肉の細胞を切り取り、
そこから増殖させる技術です。
少ない量から沢山の肉を作り出す事ができます。
少し怖いですね。(笑)
しかし、2040年には当たり前に食べているものかもしれません。
⑧住まい
昔栄えたリゾート地のマンションが、
今では1円でも売れないとニュースになっていました。
マンションも同様で、安く設定しないと買い手がつかない。
管理費を嫌がるせいで、積み立てが出来ず修繕も出来ない。
結果、マンションに空き家が増える。
空き家が増えると、人口が減り、周辺の土地の価格が下がる。
下がるのは良くても、人気がない場所なので、
買い手が付かなくなり、新築の戸建ても建たなくなります。
そうなると、いずれ空き家問題も頭打ちとなり、
大量に発生している空き家を賃貸として、
全国どこでも住み放題サービスを展開する企業が出てくるかもしれません。
というか、実はもうあるんですね↓↓↓
⑨勉強
日本の大学生の平均学習時間は、
小学生より少ないそうです。
そもそも、日本は今のところ学歴社会なので、
何でも良いから大学を卒業さえしておけば、
就職にはあまり影響しません。
学歴=仕事ができる。という訳ではないので、
企業側も、とりあえず学生を一括採用して、
使える人材だけ残していこうという考えです。
ただ、そのやり方も破綻寸前で、
人口が減るということは、
それぞれが専門性で勝負していかないといけなくなります。
塾に通って、学歴を追うのでは無く、
好きな事をしっかり学び、
創造性を養っていく必要がありそうですね。
⑩災害
日本では、南海トラフ地震や首都直下型地震が、
30年以内に、70%以上の確立で起こるといわれています。
これは交通事故よりも高い確率です。
大型地震が起こると、水道・ガス・電気などのライフラインが3日以上とまり、
交通渋滞が起き、通常の生活に戻るまでかなりの時間がかかります。
自分の身は自分で守るしかありません。
自宅のハザードマップを確認したり、
備蓄品を準備したり、
いつくるかわからない災害に備える必要がありそうです。
・2040年の未来を予測して行動していきましょう。
ということで、今回は、
「急激に発展していく社会、適応力こそ生きる力。」
についてでした。
今回は、10個に絞って簡単に紹介しましたが、
この書籍には、他にも数々の変わるものが、
詳しく書いています。
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