こんにちは🙂✋
ドラえもんのストーリーを元に、様々な問題を解決していく『ドラブロ』です。
今回のテーマは、「友情」についてです😎👇
- 突然の別れがつらい
- 事実が受け入れられない
- 別れの際は何をすべきかわからない
大切な人との突然の別れは、誰しも経験があるのではないでしょうか。
そんな時、辛くて受け入れられない気持ちも当然ですが、心配かけずに安心させて見送るというのが、一番の思いやりと優しさだと思います。
のび太くんの、優しくて思いやりのある強い心を一緒に学びましょう。
漫画情報(ドラえもん)
「さようなら、ドラえもん」
【漫画情報】
ドラえもん第6巻
「さようなら、ドラえもん」
【著者】
藤子・F・不二雄
【発行】
小学館
【画像引用】
Kindle
あらすじ「さようなら、ドラえもん」
1.未来に帰る
「待てえ、このやろう!」
いつもの様にジャイアンはのび太くんを追いかけます。のび太くんはギリギリ家に駆け込み、逃げ切る事が出来ました。
そして、のび太くんはいつも通りドラえもんに「あれかしてよ。けんかに強くなるの。」と甘えると、ドラえもんは「ひとりでできないけんかなら、するな!」と大声で言い返します。
どうも様子がおかしいと思ったのび太くんは、何かあったのかドラえもんに聞くと、未来の世界に帰らないといけない事実が分かりました。
2.朝までお話しよう
のび太くんは、どうしても帰って欲しくないと泣きわめきますが、事実を変える事が出来ないまま、翌朝出発する事を告げられます。
のび太くんも何とか受け入れようと明るく振る舞うようにして、最後の晩は一緒に寝る事にします。しかし、なかなか寝付けず、外を見てみると綺麗な月が出ていたので、2人で散歩する事にします。
歩きながらドラえもんは、のび太くんを一人にすることがとても不安で、宿題やジャイアン達からのいじわる等、とても心配で心配で心苦しく、本当は帰りたくないとのび太くんに告げます。
しかし、のび太くんは「ばかにすんな!」と言って、一人でなんでもやれると言い切り、ドラえもんを安心させようとします。
その言葉に感激したドラえもんは涙を見せるのが嫌で、ちょっとその辺に行ってくると言い、走って姿を消しました。
3.自分の力で勝ってみせる
一人になったのび太くんが空き地で座っていると、寝ぼけたジャイアンがフラフラと歩いてきました。
ニヤニヤ笑っているとジャイアンが目を覚まし、寝ぼけているところを見た事に腹を立ててのび太くんを殴ろうとします。のび太くんはとっさに「わぁ、ドラ・・・」とドラえもんを呼びそうになりますが、途中で止めます。
ケンカならドラえもん抜きでやろうという事で、ブルブル震えながらジャイアンに立ち向かいます。しかし、気持ちだけで勝てるはずもなく、ボコボコに殴られます。
「僕だけの力で君に勝たないと、ドラえもんは安心して帰れないんだ!」そう言いながら、何度も何度も立ち上がり、ジャイアンに立ち向かい、服がボロボロになるまで戦いますが、全く歯が立ちません。
4.安心して帰って良いよ。
ドラえもんはのび太くんを探し、ようやく空き地にいるのび太くんとジャイアンを発見しました。
なんとのび太くんは、意識がもうろうとしながらもジャイアンの顔をつねり、何が何でも離さないという状態で、ついにジャイアンは「悪かった、俺の負けだ。許せ。」と言って逃げ出しました。
ドラえもんはのび太くんのところにかけよると、「みたろ、ぼく一人で勝った。もう安心して帰れるだろ。」とボロボロになりながら言います。
ドラえもんは、涙が止まりません。
そのまま家に帰りのび太くんは静かに眠りにつきました。
そして、のび太くんが目を覚ますと、もうドラえもんはいませんでした。
ドラえもん、
きみが帰ったらへやががらんとしちゃったよ。
でも・・・すぐになれると思う。
だから・・・心配するなよドラえもん
本書引用
まなび
大切な人との別れの時
みなさん沢山の人達に囲まれて生活していると思います。その中でも、特に親しい人っていますよね。先輩や友達、恋人などなど。
しかし、突然、転校や転勤などの理由で離れたらどうしますか?
寂しいのは当たり前ですが、受け入れてポジティブな思い出に変換する。そして、相手には心配をかけずに、優しく見送る。今回はそんな強くて優しい心をもつ、「のび太くん」のお話でした。
本当は、未来に帰って欲しくないと思っているはずですが、ドラえもんの事情を受け入れ、心配させずに未来へ帰ってもらう選択をした、のび太くんの強く優しい心に感銘を受けますね。
こういう他人を思いやる気持ち、人間関係でとても大切だと思います。
まとめ
簡単におさらい
- 大切な人との別れは誰でも起こりうる
- 事実を受け入れ、ポジティブに変換する
- 心配かけずに見送る
という事で、今回は、
「【さようなら、ドラえもん】事実を受け入れ、思いやる。」
についてのお話でした。
★後編はこちら
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