今回は、「働き方」について紹介します。
- 仕事がつまらない
- ストレスが多い
- やりたくない仕事ばかり増える
- 仕事を楽しくする方法が知りたい
- 自由な働き方に憧れる
会社員は様々な制約の中で働く必要があり、やりたくない事をやらされるうちに仕事が溜まりどんどんストレスも溜まります。
では、会社員でしか出来ない利権を活かせばどうでしょうか。つまらないばかりか、楽しい自由な働き方見えてくるはずです。
参考書籍:会社員3.0
書籍情報
<書籍情報>
会社員3.0
*著者:猪原祥博
*発行:(株)サンマーク出版
*画像引用:Kindle
【はじめに】
仕事が楽しくない理由
まず仕事が楽しくないのは、決められた場所や時間、そして与えられたものをこなすだけというもので、会社と自分が鎖で繋がれている状態だと思いこんでいるからです。
楽しくなるかは自分次第で、考え方ややり方を工夫するだけで仕事は楽しいものに変わります。また、楽しんでいる人には、優秀な人が集ります。
お金をもらっているから、つまらなくても我慢してやり続けないといけないと思って働いているのは、誰の為にもなっていません。
実は、経営者も仕事を自由に楽しんでもらえる社員を待ち望んでいます。
仕事を楽しくするには・・・
世の中の優秀な人達は、仕事を楽しくしていく工夫の仕方を知っています。一見ハードワーカーに見えても、嫌な仕事を我慢してやり続ける事が出来る程、ドM体質な訳ではありません。
面白くない仕事は、与えられたままするから面白くないのです。
調理されていないニンジンを、そのまま食べても美味しくないのと同じです。
面白くない仕事は、面白くなるように料理する。
そして、バケツの中を面白い仕事で満たす事が出来れば、会社員という働き方が劇的に面白いものとなります。
【3つのまなび】
具体的な方法と考え方を説明するぞ!!
1.楽しい仕事をする為の承認
①承認について
面白い仕事をしていく為には、決裁者の承認が必要となります。勝手に好きな仕事をする事は、会社員としては不可能です。決裁者の承認を得る事が出来れば、文句を付けられる事もないですし、協力者も現れてきます。
そこで、承認してもらう為に必要なもの。それは感情です。
承認の9割は感情です。いくら合理的な説明をしても、決裁者に嫌と思われたら却下されます。
しかし、100点の承認をもらう必要はありません。60点程度承認、いってみれば『黙認』、『やってみれば』程度でもOKです。あとは実際にやりながら、ダメなところを修正しゴールに向かうだけです。
やりたい事の『大義』と『スケジュール』を明確にしましょう。また、やり方は決裁者の意見も取り入れながら、反論せず、周囲と協調しながら進めていきましょう。
②大義について
大義というのは、「なぜそれをやる必要があるのか?」、「その先にはどういう未来が待っているのか?」等々、やりたい事に対してのビジョンを明確にすることです。
現在位置からゴール地点までのストーリーをしっかり思い浮かべていく事が必要です。
その為には、自分の頭の中の想像ややりたいという強い思いだけでは少し弱く、エビデンスや深い知識が必要です。その為には勉強は必須で、その分野の事について決裁者に説明出来るレベルになっておく事が重要です。
そのレベルまで勉強しておくと、決裁者としても感情が伝わり応援したいモードに変わります。
そして、忘れてはいけないのが、やる目的が誰かのためになるかどうか。そして、自分自身が楽しいかどうか。
まずは、大義を明確にしましょう。
2.会社の信用と資産使う
①会社員の信用
会社員というのは、所属しているだけで会社の信用という看板を背負う事が出来ます。
これは案外気付かないもので、個人としては信用が足りなくても会社員であれば個人に比べて圧倒的に信用がつきます。
外部の協力者も、会社員としての自分であれば利害関係も成立し、協力頂く事も出来ます。
新しく会いたい人にも会社員という看板を背負う事で、相手からしても自分が何者でどんなメリットがありそうかも容易に検討がつきます。
個人として信用をつけていくには、長い年月が必要となる為、会社員というのはとても恵まれたものなのです。
②会社の資産
会社には、事業運営する為のお金を蓄えています。
会社員は、会社の資産を活用するエージェント(代理人)です。そう考えると、会社の資産が宝の山に見えてきます。
会社は、お金を使って新たなお金を生み出す物で、いち社員がお金を使うとなると躊躇しがちですが、目的が明確であれば予算はおります。
お金のない会社はないし、お金を使わない会社もありません。あとは使う勇気のみ。成功するかもしれないし、失敗するかもしれない。
どちらにしても自分の懐がいたむことはありません。成功すれば楽しいし、失敗すれば学びが残る。そう思いながら楽しくチャレンジしていきましょう。
3.成功者の根本的な考え方
①ポジティブな状態のときこそ成功する
幸せになる考え方として、昔は一生懸命努力すればいつか報われて幸せになる。というものでした。
しかし、脳科学や心理学的には、実は順序が逆で、幸せでポジティブな状態である時こそ成功する。ということがわかりました。
我慢し続けて得られるものもあるかもしれませんが、楽しく行動して得られるものには遠く及びません。
②やはり行動するしかない。
どんな優秀な人でも動き続けないといけません。
迷路は上から見ればゴールまでの道筋が見えますが、実際に迷路の中に入ると壁ばかりで道がわかりかせん。そうなると、とりあえずわからなくても進むしかないのです。
注意点は、” マルチタスク “
人は2つの事を同時に進めると認知能力が8歳児なみに落ちるそうです。
悩みをかかえながらの仕事は要注意です。悩みがある場合は、紙に書き出すと案外スッキリするものです。
ストレス発散方法等、自分をコントロールする術も取り入れていきたいですね。
③選択と集中
あれもこれもやろうとすると、どれも中途半端になります。しっかりと自分の中で集中したいものを選択する力も必要です。言い換えると『メリハリ』に近い感覚です。
<例>
- 眠いときにダラダラ仕事せずに、朝早く起きて集中してやる
- 大きい部分に集中して、細かい仕事は適当にやる
- 個人向けサービスは無料だけど、法人向けサービスは有料
等々、全てを完璧にこなそうとすると、疲れてしまい失敗リスクも増えます。
どこに力を入れたら最大の効果が出るのか、自分で見極めながら取り組んでいくことが重要です。
まとめ
簡単におさらい
- 仕事が楽しくない理由を知る
- 楽しい仕事の承認を取る方法
- 会社の信用と資産を使う
- 成功者の根本的な考え方
ということで、今回は、
「【仕事を楽しむコツ】会社員の特権をフルに使おう!!」
についてでした。