このブログでは、私の人生に影響を与えた書籍を紹介していきます。
本というのは、読む人によって解釈が変わる場合もあります。
なので、このブログでは、本の要約ではなく、
この本を読む目的について紹介します。
人生、その時々に応じて、様々な悩みがあると思いますが、
大体の悩みは本屋さんで解決出来ます。
その中で、私に行動力を与え、悩みを解決してくれた書籍を紹介します。
今回の書籍は、↓↓↓です。
<書籍情報>
『生き方革命』
*著者:橋下徹・堀江貴文
*発行:株式会社徳間書店
*画像引用:Kindle
この書籍は、日本を代表する2名が今後の生き方について、
7つのテーマについて持論を展開するストーリーです。
その2名とは・・・
弁護士、タレント、大阪市長と異色の経歴を持つ
「橋下徹」
IT、医療、教育、ロケットなど様々な分野で活躍する
「堀江貴文」
テレビ等でも、斬新な考え方で世の中の疑問をぶった切っている、
この2人の考え方が詰め込まれた一冊です。
テーマについては、
「①個人と組織」、「②働き方」、「③お金」、
「④暮らし」、「⑤学びと情報収集」、
「⑥教育」、「⑦生き方」、
と、どれもこれからの時代に、取り入れておきたい考え方ばかりでした。
コロナによって、随分と生活環境が変わりましたが、
実はもともと変わってきていました。
それが、コロナによって加速しているだけなんですね。
これからはどんどん変化が加速していきますので、
時代に取り残されないように、どんどん新しい情報を入手して、
自分の人生に生かし、
豊かな生活を送っていきたいですよね。
是非一度手に取って頂き、この書籍を読んで頂きたいですが、
特にオススメしたい内容をピックアップして紹介致します。
テーマ①:「働き方」
テーマ②:「学びと情報収集」
テーマ③:「教育」
【テーマ①:「働き方」】
ほとんどの方が悩むテーマだと思います。
学生の時は、一生安泰で待遇が良い会社で勤めたい。
夢をもって入社した後は、こんなはずではなかった。
何年経っても、「このままで良いのかな?」
と個人差はあれど、悩む事はあると思います。
現在の日本企業というのは、基本的に世界の先進国で圧倒的に労働生産性が低い国です。
それは、薄々気付いている人も多いかと思います。
理由は、昭和の働き方から変わっていないからですね。
ひたすら自分を犠牲にして仕事をするというのが美学とされてきた日本人は、
労働生産性とは真逆のことをしてきました。
でもよく考えれば、当たり前としてきた事で不要な事は沢山ありますよね?
会議室での会議、無駄な残業、押印、休日出勤 等々
休みと休日の区別がつかないと効率も下がります。
電話をかけると、受ける側は強制的に手が止まります。
気持ちを伝えるためには、会うのが一番と思ったりもします。
よく考えると、本当に必要なことって限られてますよね?
仕事をすすめる上では、在宅ワークでも可能です。
気持ちを伝えるにはメールでも問題ありません。
全員が同じ時間で、相手にあわせながら働くから効率が上がらないのです。
自分のタイミングで、自分の計画通りに進めた方が必ず効率はあがります。
昔の様な、大量生産大量消費の時代は終わっています。
世界から日本が取り残されない為にも、1人1人が声をあげて
自分の勤める会社に声をあげていく必要があるのではないかと思います。
【テーマ②:学びと情報収集】
学ぶ力を身につけるにはどうしたら良いでしょうか。
まず、学ぶ力を学ぶ、というのが結論です。
だいぶ無理のある結論に思えるかもしれませんが、
要は、「何について学ぶ必要があるのかを考える」という意味ですね。
子どもはよく「何を学んだらいいの?」とか、
大人も、「子どもに何を学ばせるべきか」という疑問がわいてくるかと思います。
そこに、「これを学べば良い!!」という答えは、残念ながらありません。
まずは、何について知りたいのかを知るというところから始めましょう。
そして、自分なりの意見をもつ事で、新たな価値観が生まれ、
自分という人間に価値がついていきます。
でも、「何について知りたいのかを知る」と言われても
抽象的過ぎてよくわからないと思うかもしれません。
そんな時は、夢中になれる事を探しましょう。
大人も子どもも、何かに夢中になることがあるとはあると思います。
実はその時が一番学んでいる時なのです。
その内容が何であれ、これからの多様化する働き方の中で、
何らかのヒントにになるかもしれません。
人が知らない情報を持っていると、付加価値がつきますので、
仕事上での利益に繋がります。
是非、学ぶ力身につけていきましょう。
【テーマ③:教育】
教育というテーマで思いつくのは、
やはり「義務教育」についてではないでしょうか。
小学生から中学生の9年間という長期な義務教育で、人格が形成されます。
ここで何を学ぶかが大事なのは充分わかっていますが、
実際どうでしょうか。
私達は、義務教育で何を学んできましたか?
勉強はどのくらい出来るようになりましたか?
義務教育の悪い面を考えると、
異質を排除し、まわりの空気を読むだけの人作りになっています。
そして、大人が子どもの邪魔をして多様化を阻止している。
そんな可能性はないですかね?
極端な悪い面を出したかもしれませんが、
先進国の中で、国が教育にかけている費用は、日本が最下位なんです。
みんな平等、平均的な教育をしている日本で、優秀な人間に育てるには、
やはり親の経済的支援が必要なんです。
その支援の差が格差を生みます。
ただ、塾に行かせたり家庭教師を付けさせたりという意味ではありません。
子どもがやりたい事、夢中になれる事を支援してあげる。
もちろん途中でイヤになってやめる事もあります。
しかし、やってみないとわからない事ばかりなので、
親が支援をしてあげる事により、いろんな考え方を学び、
夢中になる癖がつきます。そして、何は苦で何が楽しいか感覚的にわかるようになります。
結果的に、将来どんな仕事につきたいのか、自分に何が出来るのかがわかるようになり、
就活時に「自己アピール」に悩むという現実が回避できるのではないでしょうか。
多様化の時代に、学ぶ力を身につけることが、豊かに暮らすことの鍵となります。
ビジネスマンの2人ですので、やはりビジネストークがメインとなりますが、
今後の生き方、働き方についてすごく参考になります。
興味のある方は、是非書店へ!!!