こんにちは🙂✋
ドラえもんのストーリーを元に、様々な問題を解決していく『ドラブロ』です。
今回のテーマは、「記憶力」についてです😎👇
- 過去の記憶が思い出せない
- 記憶力に自信が無い
- 記憶の仕組みを知りたい
- 思い出す方法を知りたい
過去の記憶が思い出せない経験は誰しもあると思いますが、
- 記憶の仕組みを理解する
- 記憶出来る方法を知る
- 忘れても思い出せる方法を知る
上記の3ステップで、確実に記憶力に関する不安は少なくなると思います。
この記事を読むと、そんな記憶に関する知識を得る事が出来ます。
漫画情報(ドラえもん)
「わすれとんかち」
【漫画情報】
ドラえもん第5巻
「わすれとんかち」
【著者】
藤子・F・不二雄
【発行】
小学館
【画像引用】
Kindle
あらすじ「わすれとんかち」
1.記憶喪失のおじさん
今日はスネ夫くんの家で、のび太くんとドラえもんと一緒に将棋を楽しんでいます。
すると、玄関から「あなたなんか、知りません。出てってください。」というママの大きな声がしました。
何事かと思い玄関に行くと、ちょびひげの知らないおじさんが立っており、「覚えがあるような、ないような・・・」と言って困っています。
実は、記憶喪失になり自分の名前も家も仕事も全て忘れてしまい、一件ずつ家を確認にまわっているとのことです。
しかし、スネ夫くんの家には関係無いし、しつこく聞いてくるので煙たがって追い払いました。
2.記憶の引き出しをあける
かわいそうに思ったのび太くんは、何か出来ないか考えようと、自分の家に招きます。
しかし、過去の事は何一つ思い出せずに手がかりが見つかりません。
そこでドラえもんが、「よし、あれを使おう!!」とひらめき、立ち上がったと思ったら、「やっぱりやめよう。」と座り込み、立ったり座ったりを繰り返し、良いアイデアを出し惜しんでいます。
のび太くんとおじさんも、いいから出してくれというので、しぶしぶ出しました。
なくした記憶をたたき出すとんかち
頭をたたくと、記憶の映像が目から飛び出し、壁に向かって投影される
記憶というのは、頭の中の引き出しに物をしまうようなもので、それを忘れたということは、しまった物が無くなるのではなく、引き出しが開かなくなっただけのこと。
なので、このとんかちで、頭をたたくと飛び出す仕組み。
しかし、やりそこなうと余計におかしくなってしまう事もあります。
3.実は大金持ち!?
おじさんは少し怖がりながらも承諾し、とんかちで頭をたたいてもらいます。
早速はじめてみると、東京タワーから落ちたり、車にひかれたり、悪者に刀で切られたり、いろんな映像が出てきて、ろくな目にあっていないようです。
そして、家は大きなお城で凄い数の札束を数えている映像が出てきました。
この映像から、おじさんは実は大金持ちで、悪者からいつも狙われているという想定が出来上がり、おじさん自身もそんな気がしてきたと言います。
調子に乗ったおじさんは、自分の家を見つけた人は100万円あげると宣言したので、のび太くんとドラえもんは、早速タケコプターで街中探しに回ります。
4.おじさんの正体は。
大金持ちという噂を聞きつけたスネ夫くんは、おじさんを呼び戻して、手のひらを返した様におもてなしを始めます。
にぎりの上に、カツ丼とうな丼の上、お茶の上とおしぼりの上まで・・・
おじさんも自分は大金持ちだと思っているので、良い気分になっています。
そこでスネ夫くんが、一度自宅の様子を見てみたいというので、おじさんは、「よろしい、見せましょう。」と誇らしい顔でわすれとんかちを自ら叩きます。
すると映ったのは、とても古汚い家に、貧乏そうなおじさんの姿。
これはおかしいということで、もう一度叩くと、次は銃を持ったギャングの姿が・・・
そして、次から次に叩くと、キングコングや侍、宇宙服、殺し屋、等々、いろんな姿のおじさんが現れて、とうとう頭がおかしくなってしまいました。
一方で、お城を探していたのび太くんとドラえもんですが、見つかったのは良いものの、実は映画のセットで、おじさんの正体は、悪役スターだったと判明しました。
やれやれ。
まなび
記憶の仕組み
記憶についてのイメージ
記憶の仕組みについて、ドラえもんの説明を簡単に整理します。
- 記憶
⇒情報を頭の中の引き出しにしまうこと - 思い出す
⇒引き出しから出すこと - 忘れる
⇒引き出しが開かなくなること
こう見るととてもシンプルですね。
記憶の種類
更に深掘ると、記憶には2種類あります。
- 海馬
・目や耳などから入った情報を一時的に保管
・ほとんどは、1分程度で消え去ります。
これを、『短期記憶』といいます。 - 大脳皮質
・繰り返し思い浮かべたり、口にすると海馬から大脳皮質へ送られ、数分から年単位で保管されます。
これを、『長期記憶』といいます。
思い出す方法
3選
記憶について説明しましたが、せっかくなので忘れない記憶方法や、忘れても思い出すテクニックについて、厳選3種類説明します。
①物事の全体を理解する
物忘れをする時というのは、物事自体をピンポイントで記憶する時に多く発生します。
スタート地点からゴールまでの全体を把握した上で、その中のどの部分を覚える必要があるのかを理解しておくと、なぜ覚える必要があるのか、自分の役割は何なのかを理解出来る為、忘れる可能性は大幅に下がります。
②情報をたどる
いつ、どこで、誰が、どんな風に、なんの話をしていた、等々、当時の状況をわかるところから思い出して再現していくと、思い出す場合が多くあります。
実際その時と同じ行動をしてみると効果的です。
③関連付ける
どうしてもピンポイントで覚えたい場合のテクニックです。
例えば、「明日は印鑑を持って会社に行く」というピンポイントなものは、覚えるしかありません。その時は、関連付けテクニックを使ってみましょう。
例えば、帰宅した際に靴を置く位置や向きをいつもと変えてみます。
すると、翌朝靴を履く時に、何で位置が違うんだろうと疑問に思い、印鑑を持って行くために変えたんだ。となります。
それだけ!?って思われるかもしれませんが、効果絶大です。
以上3種類、是非試してみてください。
まとめ
簡単におさらい
- 記憶する仕組みを理解する
- 短期記憶と長期記憶がある
- 思い出し方にも方法がある
という事で、今回は、
「記憶の引き出し方、思い出す方法【わすれとんかち】」
についてのお話でした。
次回、乞うご期待!!🙂