このブログでは、私の人生に影響を与えた本を紹介していきます。
本というのは、読む人・その時の立ち位置や感情等、
様々な状況によって解釈が変わります。
なので、このブログでは、本の要約ではなく、
この本を読んだ目的、そして感想について紹介します。
人生、その時々に応じて、様々な悩みがあると思いますが、
大体の悩みは本屋さんが解決してくれます。
その中で、私の悩みを解決し、
行動力を与えてくれた本を紹介します。
今回のテーマは、↓↓↓です。
ここ最近、
株式投資ブームが少しずつ増えているように感じます。
何を隠そう、
私もその中の1人です。
昔の様に、銀行に預金していて、
お金が増える時代でも無いし。
「お金に働いてもらう。」
ってすごく魅力的な言葉に聞こえますよね。
しかし、もちろんリスクのあるものですので、
自分で理解した上で、
はじめたいところです。
YouTubeなんかでも、
株式投資に関する動画は沢山出ておりますが、
どの銘柄に投資するかを決めるのは、
最終的に自分自身です。
どの会社が、どんな仕組みで利益を上げているのか、
そこを知るために欠かせないのが、
『決算書」
なんですね。
その決算書には、どんなものがあるか、
紹介しましょう。
<書籍情報>
世界一楽しい決算書の読み方
*著者:大手町のランダムウォーカー
*発行:株式会社KADOKAWA
*画像引用:Kindle
■はじめに
株式投資って聞くと、
ハイリスク・ハイリターンのイメージがあり、
少し怖い印象がある人も多いかと思います。
私も勉強中の身なので、
株式投資に関するアドバイスが出来るわけではないですが、
必ずぶち当たる壁、
『決算書』について、
一緒に勉強していきましょう。
というものです。
『決算書』は、
『財務諸表』ともいい、
会社の財務状況をあらわにしたものです。
人間でいう健康診断書のようなものですね。
この中身さえわかっていれば、
会社が利益を出している仕組みがわかりますので、
今後伸びるのか、
安定しているのか、
もしくは、低迷していくのか、
等々の判断をする事が出来ます。
そして、読み解いていくと、
企業の隠された戦略が見えてくる。
というものなんですね。
それを紹介するぞ!!
■まなび
【決算書①:貸借対照表(B/S)】
まずは、「貸借対照表」です。
英語では「バランスシート(Balance Sheet)」といい、
「B/S」と略される事が多いです。
この表では、
企業が保有している財産の残高をみることができます。
まさに、企業の財務状態をあらわにしたものですね。
上図のように、
左側(資産)を「借方」、
右側(負債、純資産)を「貸方」といい、
「借方」と「貸方」の合計額は必ず一致します。
- 資産:現金や建物等の財産
- 負債:借金や債務
- 純資産:資本金等
【決算書②:損益計算書(P/L)】
お次は、「損益計算書」です。
英語では「プロフィット&ロス・ステートメント(Profit&Loss Statement)」といい、
「P/L」と略される事が多いです。
この表では、
企業の1年間の活動の中で、
どれだけの売上があり、
どれだけの費用がかかったか。
結果的にいくら利益が出たのか。
というのが分かる表です。
まさに、「損」したのか、
「利益」を得たのか、
を見える化したものですね。
上図のように、
左側(費用・利益)を「借方」、
右側(収益)を「貸方」といい、
「借方」と「貸方」の合計額は必ず一致します。
- 収益:1年間の売上額
- 費用:1年間の人件費、広告費等々
- 利益:収益と費用の差
- (損している場合は、”損失”に変わる
こうやってみると、とてもシンプルに感じるな。
【決算書③:キャッシュ・フロー計算書(C/S)】
最後は、「キャッシュ・フロー計算書」です。
英語では「キャッシュフローステートメント(Cash Flow Statement)」といい、
「C/S」と略される事が多いです。
この表では、
企業の現金の流れを把握する事が出来ます。
現金の大きな流れは、3つに分けられます。
↓↓↓
- 営業活動:営業活動により、流入・流出した現金
- 投資活動:投資活動により、流入・流出した現金
- 財務活動:資金調達(借入金等)の際の、調達と返済状況
ここで何を見るかというと、
売上があがっているのに、
現金が入ってこなくて、
「黒字倒産」をしてしまわないか。
というのを確認します。
顧客の支払方法には、
翌月払い、クレジットカード払い等々、
売り上げたからといって、
すぐに現金が入るわけではありません。
黒字なのに、現金がなくて倒産する。
というのも、
実際にありえる話なんです。
これは、大事だ!!
決算書は、以下3つの書類で出来ている。
・貸借対照表
・損益計算書
・キャッシュフロー計算書
ということで、今回は、
「株式投資するなら、これだけは知っておきたい」
についてでした。
かなり、初歩中の初歩の話しなので、
この3つの表を見て、
どう分析していくかは、
本を見て勉強していきましょう!!
決算書について、より深く知りたい人は、
簿記の勉強をオススメします。
『日商簿記3級』で、
“決算書の作り方” を学ぶ事ができますので、
ビジネスにおける、実務的なお金の流れがわかり、
理解が深まります。
『日商簿記3級』取得に関する記事は、
また改めて書く予定です。
今回の参考書について、
興味のある方は、こちらから↓↓↓