このブログでは、私の人生に影響を与えた本を紹介していきます。
本というのは、読む人・その時の立ち位置や感情等、
様々な状況によって解釈が変わります。
なので、このブログでは、本の要約ではなく、
この本を読んだ目的、そして感想について紹介します。
人生、その時々に応じて、様々な悩みがあると思いますが、
大体の悩みは本屋さんが解決してくれます。
その中で、私の悩みを解決し、
行動力を与えてくれた本を紹介します。
今回のテーマは、↓↓↓です。
マネージャーという役職とは、
一体何なのか、
気になり出した時に、丁度本屋で見つけました。
10年くらい前に大ヒットした『もしドラ』ですね。
ピーター・F・ドラッカーの『マネジメント』という本を、
野球部女子マネージャーが読んで、
組織改革を繰り返し、甲子園出場に望む。
という小説仕立ての本ですが。
マネージャーという役職に就く方には、
かなりオススメな本です。
ドラッカーの『マネジメント』は、
「マネージャー」という言葉の定義から、
「マーケティング「「イノベーション」「人事」等々、
マネージャーとしてやるべきことを事細かく書いた、
100年以上前から語り継がれてきている、
経営の教科書の様な本ですね。
それを、私達の身近な「野球部」という視点で、
ストーリー展開されているので、
とんでもなくわかりやすいです。
1つの小説としても、
青春感があり、とても楽しかったです。
マネージャーになる前に、
一度読んでおくことをオススメする1冊です。
<書籍情報>
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら
*著者:岩崎 夏海
*発行:ダイヤモンド社
*画像引用:Kindle
■はじめに
冒頭でも記述しておりますが、
ピーター・F・ドラッカーの『マネジメント』という本は、
100年以上語り継がれる、経営の教科書で、
記述してある教えを、高校の野球部に落とし込んで、
ストーリーを作っております。
内容は、全く無知の状態の女子マネージャーが、
ドラッカーの『マネジメント』を熟読し、
書いてある事を1つ1つ紐解いて理解し、
そして監督や部員を巻き込んで、
実戦していき、夢を叶えるもので、
マネジメントのスタートからゴールまでの全体像が、
とても分かりやすく描かれています。
これからマネージャーになる方には、
自分がすべき事が明確になるので、
かなりオススメです。
完全にわしの独断じゃ!!!
■まなび
【テーマ①:定義作りからスタート】
まず一番初めに定義作りが必要です。
「頑張ろう!」という意気込みだけでは、
みんなが思っているゴールが違う可能性があり、
バラバラの意識になってしまいます。
まず、マネージャーがすべきこと。
そして、みんなが目指すべきところ。
そこをしっかり明確にしていきましょう。
では、何を目指すのが良いかというと、
企業の出発点は、必ず「顧客の満足」が絶対条件。
そこを掘り下げて考える必要がありそうですね。
【テーマ②:人を活かす】
マネジメントとは、管理方法です。
1人でやることではないですし、
全員が同じ事をやるわけでもありません。
人は最大の資産です。
人の強みを生産に結びつけ、
弱みを中和することこそが、
チームワークです。
チームメイトが常に責任をもちながら競争し、
結果にこだわり続けると、
強いチームが生まれます。
その業務や力の配分がマネージャーとして、
必要なスキルという訳です。
チームの満足度が上がれば、
自然に顧客満足度も上がるのではないでしょうか。
【テーマ③:結局一番大事なのは、「真摯」】
『真摯』・・・まじめでひたむきなさま
最終的に一番大事なのは、
「まじめ」「ひたむき」という事です。
ここをおろそかにすると、
全てがぶれてきます。
チームメイトは十人十色で、
全員様々な考え方やスキルをもっています。
あいつは何を言ってもダメだと言って、
ほったらかすと、そこから乱れてくる可能性もあります。
専門的知識があるけど、
コミュニケーション力が無い人。
反対に、コミュニケーション力がずば抜けている人。
そこを合体すればとても強い関係になれそうです。
そういった例は沢山出てくると思います。
すぐに結果が出ることはありませんが、
真面目にコツコツやっていけば、
必ず良い方向に向かいます。
『真摯』という言葉を忘れずに、
仕事に取り組んでいきたいですね。
いろんな偉人が言っておるな。
・定義作りからスタート
・人を活かす
・結局一番大事なのは、「真摯」
ということで、今回は、
「マネジメントの全体像が見えました」
についてでした。
興味のある方は、こちらから↓↓↓