このブログでは、私の人生に影響を与えた本を紹介していきます。
本というのは、読む人・その時の立ち位置や感情等、
様々な状況によって解釈が変わります。
なので、このブログでは、本の要約ではなく、
この本を読んだ目的、そして感想について紹介します。
人生、その時々に応じて、様々な悩みがあると思いますが、
大体の悩みは本屋さんが解決してくれます。
その中で、私の悩みを解決し、
行動力を与えてくれた本を紹介します。
今回のテーマは、↓↓↓です。
今回は、私が大ファンである会社
「サイボウズ株式会社」
が提唱する、
”チームワーク”について書かれた本です。
サイボウズ株式会社とは、
”チームワークあふれる社会を創る”をモットーに、
各社員の意見を取り入れ、
100人100通りの働き方を実現し、
その上で、業績を上げ続けている企業です。
グループウェアの「キントーン」や「ガルーン」
などのシステムを開発しており、
会社員の方々は、知っている人も多いはず。
そのサイボウズ株式会社の青野社長率いる、
サイボウズチームワーク総研が、組織の課題解決支援の観点から、
今回紹介する本を発行しました。
わがままを言い合う事が、強いチームになる。
これ、完全に納得しました。
すぐ私が勤める会社でも取り入れて行きたいと思います。
<書籍情報>
「わがまま」がチームを強くする
*著者:サイボウズチームワーク総研
*発行:朝日新聞出版
*画像引用:Kindle
■はじめに
何度も言いますが、
私は、「サイボウズ株式会社」の大ファンです。
いつもより少し熱量を上げて、
今回のブログを書いております。
「サイボウズチームワーク総研」が手がける本はいくつかありますが、
この本は、チームワークをより強固にしたいと思っている方々には、
再現性高く、本質的な事が書かれています。
あえて「わがまま」という表現をしていますが、
いかに、現場で働く社員の生の声を吸い出し、
ルール1つとっても、
必要なものか、無くせるものなのか、
根本的な部分から洗い出し、
徹底的に無駄を排除することで、
生産性を上げながら、
社員のモチベーションもあげる。
そして、それを実現するところまで、
しっかり説明されています。
■まなび
【テーマ①:「わがまま」を言う理由】
「わがまま」というと、
悪いイメージがあるかと思いますが、
「わがまま」の中から、沢山のアイデアが生まれます。
世の中の“物”は、
沢山の「わがまま」というニーズに応える為に、
生まれてきた物ばかりです。
会社員も同じで、「わがまま」を言い合う事で、
今まで何となくやってきた、
社内の不必要なルールの排除など、
業務改善に繋がります。
しかし、
他人を阻害する「わがまま」はNGです。
良い「わがまま」の判断基準は、
“企業理念”にマッチしているかです。
「わがまま」を言って、
会社全体を変える事は、
すぐには難しいかもしれませんが、
部署、課、チームなどの小さい単位から変えて行く事は、
実現可能だと思います。
雑談単位でも良いですし、
会議の場でも良いです。
全員が「わがまま」を言いやすい環境にする、
というところからスタート出来ると良さそうですね。
会社をよくする為の「わがまま」なら、意見出し合った方が絶対良いよ!!
【テーマ②:「わがまま」を整理・共有する】
まずは、「わがまま」を言うところからスタートしますが、
次に、発信したわがままを交通整理する必要があります。
全ての「わがまま」の意見を通す訳ではなく、
会社にとって理念に沿った“良い「わがまま」”と、
個人が感情的に発信した“悪い「わがまま」”
があります。
サイボウスでは、
「公明正大」という言葉がよく使われていて、
意味は、
“公平で、良心に恥じるところがなく正しいこと。”
です。
気になる事があれば、質問する”質問責任”と、
質問されたら説明する”説明責任”
というルール作りをしており、
社員全体のモチベーションが上がるように、
不満が出る部分を徹底的に排除しています。
情報を包み隠さず共有し、
ルール作りもトップダウンで決定するのではなく、
社員の話し合いで決定する。
そうすると、疑問をもつことなく、
仕事に励む事が出来ますし、
密なコミュニケーションが生まれ、
チームワークが向上します。
【テーマ③:「わがまま」を貫く】
そして、最後に重要なのが、
自分の言った「わがまま」を貫く。
というものです。
残業を無くして、就業後に習い事をしたい。
連休をとって海外旅行をしたい。
等々、
個人の「わがまま」によって、
誰かにしわ寄せが出るケースもあると思います。
しかし、一度決めた「わがまま」は貫き通しましょう。
それをささえるのもチームワークです。
強み弱みは人それぞれ違います。
石垣のように、様々な形が違う石が積み重なって、
がっちりはまり、強い垣根となります。
個人個人が「わがまま」を貫く事で、
強いチームとなりそうです。
・「わがまま」を言い合える環境を作る
・「わがまま」の交通整理をする
・「わがまま」を貫き通す
ということで、今回は、
「わがままを貫く覚悟こそが、会社を変える」
についてでした。
興味のある方は、こちらから↓↓↓