このブログでは、私自信が本を読んで「学んだ事」、「解決出来た悩み」を皆様にご紹介し、自信の成長を望む方々と共有する事を目的としております。
人生、その時々に応じて、悩んだりする事もあると思いますが、大体の悩みは本屋さんが解決してくれます。
その中で、私自信の悩みを解決し、行動力を与えてくれた本を抜粋して紹介していきます。
今回のテーマはこちらです
↓↓↓
テーマ紹介
マネーリテラシーありますか!?防御力を高めてお金を守ろう。
日本という国は、先進国でもあり、世界の中で見ても裕福な国です。
しかし、個人単位で見て、「そんなに裕福な暮らしはしてません!」っていう意見が一般的ではないでしょうか。
実際に、今年の元旦に発表されていた、世界幸福度ランキングでは、第40位という結果が出ており、長生き出来るけど、不幸な国というレッテルを貼られています。
詳しくはこちら↓↓↓
なぜ、裕福な国なのに不幸なのかというと、1つの理由として「マネーリテラシー」が関係しているのではないかと思います。
お金を払えば大体の事は出来てしまう世の中ですが、反対に欲深さや顕示欲(いわゆる見栄)が大きくなり、収入以上の生活をしようとしているのではないでしょうか。
そもそも、サラリーマンの給料の仕組みというのは、毎日元気に出社してもらう為の経費として支払われているだけで、最低限の住む場所、食べるもの、着る服、軽いストレス発散等に使う程度で、年齢が上がるにつれて、家、車、子どもの養育費などが必要になるので、年功序列で収入が上がるというものです。
欲望のままに生活をしていると、当然破綻します。
しかし、世の中には沢山の誘惑があり、昔でいうサラ金がイメージを変えてそこら中にあふれており、当たり前の様に借金をしています。しかもその借金の4割は生活費というデータも出ております。
裕福な国なのに、なぜ生活費を借金しないと生活出来ないのか。それは、「お金を守る力」にありそうです。
世の中には、貯金の本や、稼ぐ力の本などは多く出ておりますが、「お金を守る本」というのは少ないのではないでしょうか。
お金で”幸せ”は買えませんが、”自由”は買えます。
「知らなかった。」で人生を棒に振るう事がないように、自分で責任をもって学ぶ必要があります。
お金は大切です。恥ずかしい事ではありません。一緒に学んで、豊かな生活を送りましょう。
参考書籍
カイジ「命より重い!」お金の話
<書籍情報>
カイジ「命より重い!」お金の話
*著者:木暮 太一
*発行:株式会社サンマーク出版
*画像引用:Kindle
■はじめに
“欲深さ”と”顕示欲”で幸せから遠ざかる
冒頭でも説明した通り、日本は裕福な国なのに、不幸度が高い不思議な国です。
その根本となる原因に、”欲深さ”と”顕示欲(いわゆる見栄)”が大きく関係していると思います。
いいところに住みたい、いい車を買いたい、いいブランドを持ちたい。等々、人間は様々な欲を持ち、少しでも自分を大きく見せたい。まわりに負けたくない。ケチと思われたくない。という思いにかられていきます。
そんな思いが少ない人も、”ご褒美思考”というのはないでしょうか。
給料日やボーナス支給日に何を買おうかなと考える。そんな考え方も搾取の対象となります。
金額は使えば使うほど、1円の重みが軽くなり、同じ額では満足出来なくなり、浪費は更に膨らんでいきます。
しかし、世の中は浪費を加速させるように出来ています。どこまで、自分のお金を守れるかは、全て自分次第です。
真実の豊かさを追求する必要があるのではないでしょうか。
まなび
1.「カードローン」であっという間に破滅
この記事を読んで頂いた方の多くは、自分は借金なんてしないから大丈夫と思っている方も多くいらっしゃるかもしれません。
しかし、どうでしょうか。借金というと、消費者金融だけではないんですね。マイカーローンや住宅ローンも立派な借金です。
周りの人達が当たり前にやっているので、違和感が全く無くなってきていますが、当然の様に100万~数千万っていう借金をしています。
考えてみると、多くのサラリーマンは、多額の借金を背負いながら生活をしている。ということになりますね。
ただ、この借金は、利息の優遇もあり、資金計画をしっかり練っておけば、破滅に追い込まれるという事は少ないかと思います。
では、何を注意すべきかというと、「クレジットカード」です。
最近では、1人1枚以上持っているのは当たり前です。現金無しで、サッと通すだけで物が手に入る。インターネット上では、カード番号を入力するだけですぐ手に入ります。
計画的に使用すれば、ポイントも貯まりますし何の問題も無いのですが、「今月使い過ぎたなぁ。」と思って、分割払いに切り替えた瞬間から、破滅への道がスタートします。
分割払いの中でも、「リボ払い」というものがあります。
クレジットカードの利用金額や利用件数に関わらず、あらかじめ設定した一定の金額を毎月支払する方法。
使い過ぎた月も、あまり使ってない月も、毎月の支払額は同じなので、家計の負担を抑えて計画的に返済が出来るというキャッチコピーで、世の中に知れ渡っています。
しかし、毎月返済しているのは、主に元金ではなく手数料です。
支払残高に応じて、手数料が付く仕組みとなっており、手数料からまず返済していく様になっているので、払っても払っても元金は減らない。そんなシステムになっています。
欲しいものが簡単に手には入ってしまいますので、一度甘い汁を吸ってしまうと、とことんのめり込んでしまう恐れがあります。
身近に罠はあふれていますので、気を付けましょう。
払っても払っても残高が減らないので、何とか残金一括払いして、精算した過去があるぞ。
2.「ギャンブル依存」参加した時点で負け
広い意味でいうと、ギャンブルの種類は、多種多様です。
競馬、競輪、パチンコ、サッカーくじ、宝くじ、株、FX、債権取引、不動産、海外のカジノ等々
投資をしてリターンを得るという理屈を「ギャンブル」とすると、上記の様な種類が当てはまります。
そもそも、このギャンブルで一番儲かるのは、誰でしょうか??
正解は、胴元(主催者)です。
考えてみれば当然ですが、パチンコ屋なんて行くと、立派な建物で、いかにも儲かりそうという気持ちでお店に入ってしまいますが、投資をしてくれた人のお金で立派な建物が出来ているだけなんですね。
パチンコ屋にしても、どのギャンブルにおいても、慈善事業でやっている訳ではないので、ギャンブルに参加した時点で、胴元に手数料が入る仕組みとなっており、利用者側が勝とうが負けようが関係無くなっています。
しかし、お金が無い人ほど、人生をかけた勝負に出やすく、結果多くの財産を無くしてしまう。そんなケースが後を絶ちません。
基本的に、リスクとリターンの関係は釣り合っており、ローリスクでハイリターンなものは無いですし、あったとしても、情報が出回っていないので、自分の耳に入ってくることはありません。
漫画『カイジ』の中で、この様なセリフがありました。
継続も出来ない奴が、大金を手に入れようなんて、夢のまた夢。
それでも手に入れたいのなら、命をはる以外無い!!
まさに、「お金は命より重い」という名ゼリフです。
適正なリスクをとって適正なリターンを得る。そして、どのくらい儲かるかの代わりに、最大でどのくらいの損をするかまで管理する事が、大原則です。
株や不動産など、正しく投資すれば、適正なリターンを得るものもあります。
学校では教えてくれない分野なので、自分で勉強していく必要がありそうですね。
3.「サンクコスト」と「機会費用」を理解しよう
お金を正しく使う方法として、「サンクコスト」と「機会費用」という言葉があります。
★支払済みの費用
例えば、映画や食べ放題のお店など、一度一定額を払ってしまえば、後は途中でやめようが、何しようが同じこと。
元をとろうと無理をすれば、反対に損している可能性もあるので、その時のベストな行動を取ることが一番である。
★ある行動をとったとき、その行動によって得た利益と違う行動をしていれば手に入れられていたであろう最大の利益との差額
例えば、時給1,000円のバイトを休んで、5時間パチンコを打ち1,000円負けた場合、バイトをしていたら、5,000円稼げていたので、結果的に6,000円のマイナスとなる。
1番多く稼げる方法、若しくは、1番損失の少ない行動をする事が重要である。
上記の様に、お金に関する考え方を意識すると、いかに無駄を省いて大切なことに注力する必要があるかがわかります。
不要なものは早いうちに損切りして、必要なものに時間をかける。
保険においても、自動車事故や火災など、万が一の際に致命的な多額の損失を避ける為に必要なものですが、それ以上の保険は不要。
例えば、貯蓄型保険の様に、保険+貯金がセットになっているもの等。
貯金を自動でしてくれるのは、ありがたいですが、途中でおろす場合に手数料でマイナスになるので、自分で貯金した方が絶対良いですよね。
話はそれましたが、長い人生の中で、勝負ごとというのはありますが、致命的な損失を防いで、勝つまで挑み続けれる状態を作る事が重要です。
まとめ
簡単におさらい
・カードローンの落とし穴に注意
・ギャンブルは参加した時点で負け
・サンクコストと機会費用について理解しよう
ということで、今回は、
「カイジに学ぶ『お金の話』。防御力を高めてお金を守ろう。」
についてでした。
カイジシリーズは他にも参考になるものがありますので、是非こちらも↓↓↓
(参考)本の購入方法
興味のある方は、こちらから
↓↓↓