このブログでは、私自身が本を読んで「学んだ事」、「解決出来た悩み」を皆様にご紹介し、自身の成長を望む方々と共有する事を目的としております。
- 毎日仕事が辛い
- でも、もっと仕事を頑張りたい
- 出来る人間になりたい
- 成功したい
毎日がうまくいかず、仕事がつらい日々を送る人達は多くいると思います。
反対に、いつも楽しそうに仕事をしている人もいます。その違いは仕事を楽しむ方法を知っているかどうかがキーポイントです。
仕事を楽しむ事が出来れば幸福になれる可能性も非常に高まります。
若手サラリーマンで、四苦八苦しながら仕事を熱心に打ち込む20代の方に、是非読んで頂き、ヒントを掴んで頂きたいと思います。
参考書籍:カイジ「勝つべくして勝つ!」働き方の話
書籍情報
<書籍情報>
カイジ「勝つべくして勝つ!」働き方の話
*著者:木暮 太一
*発行:株式会社サンマーク出版
*画像引用:Kindle
【はじめに】仕事を楽しむとは!?
サラリーマンの働き方
サラリーマン生活をしている中で、日々沢山の悩みを抱えながら熱心に仕事をこなしている方々。とても多いのではないかと思っております。
人によっては、仕事とプライベートをしっかり区別して、自分の時間を大切にしている方もいらっしゃるかと思います。
そこで、1つ考えていきたいのが、長い人生の中で幸福度を上げるには、仕事を楽しめるかがかなり重要となってきます。
1つのサラリーマンの例として、平日は朝9時から夕方18時まで仕事をして、土日は休みという働き方はかなり多いと思いますが、この場合平日は大体捨ててませんか??
休日の為に仕事をして、休日が終わるとまた仕事。
この繰り返しで、仕事は生きていく上で仕方が無い。そう思って割り切ってしまうのは一見かしこい選択にも思いますが、人生を楽しんでいる人は違います。
ここで1つ、幸福度と深い関わりを持つ「快楽」という言葉に注目して頂きたいです。
快楽とは
■「快楽」・・・気持ちよく楽しい事
“快”⇒こころよく感じること
“楽”⇒至福の時間
まず、”楽”については簡単です。
休日にビーチでビールを飲む等、のんびりするだけです。
しかし、”楽”は、すぐ飽きてしまうので、こちらばかり求めるのは幸福度を反対に下げてしまう可能性があります。
そして”快”は、達成感や充実感で得られるものです。まさに、これは仕事で得る事が出来るのではないでしょうか。
仕事を楽しむ方法
「仕事を楽しめ」という言葉はよく耳にしますが、それは文字通り楽しく仕事をする訳ではありません。
嫌な仕事も必ずあります。
簡潔に言うと、「目標を達成して充実感を味わう事」が仕事を楽しむの本当の意味だと思います。
働くということは、誰かの不便を解消したり、不安を解決したり、必ず誰かの役に立っているはずです。
世の中の成功者が、富を得ていても働き続けるのは、純粋に”楽しい”や”ワクワクする”という感情があるからです。
欲しい物が何でも手に入るから「幸福」という訳ではありません。不幸が少なくなると「退屈」が待っています。
人生の大半は働いていますので、仕事による楽しみ方を持っていると、幸福度が劇的に向上します。
まなびを3つにわけてみたぞ!!
【3つのまなび】
1.ワークライフバランスは生涯かけて手に入れる物
数年前から「ワークライフバランス」という言葉をよく耳にする事が増えました。
古くから”残業が美学”という考え方により、日本人は生産性が低いと言われ続け、昨今に至ります。
そこで、仕事の生産生を上げて、業務時間外はしっかり自分の時間を作る。まさにワーク(仕事)とライフ(私生活)を完全に切り分けた考え方です。
一見素晴らしい考え方であると思いますが、単純にそんな簡単に手に入るのでしょいうか。
特別に稼げるスキルが無い場合は、ワークに時間をかけて、生活費を稼ぐ必要があります。
反対に言うと、ライフを充実させる為には、少ない時間で稼ぐしかありませんが、それほどの実力を作るには、簡単な努力では出来ません。
“労働者も商品”、すなわち結果が求められます。
そこで、ライフを充実させたい為にワークに力を入れず切り離すと、結果的にスキルがつかず、ワークは長くなり、ライフに時間を費やす事が出来なくなります。
そして、この本にはこんな事が書いていました。
★能力が高い人 ⇒ 稼ぐ人
★能力が低い人 ⇒ 安い人
★能力が中くらいの人 ⇒ 余る人
※本書より抜粋
能力が低い人は、安い仕事しかなく、中くらいの人は、仕事を選びがちで、結果的に余ってしまいます。
能力が高い人になる為には、時間をかけてスキルを磨くしかありません。
ワークライフバランスは生涯かけて手に入れるもの。
これが重要な考え方かもしれません。
ライフの時間に、ワークの電話がかかると一気にテンション下がるから、初めからONとかOFFなんて作らない方が良いんだよね。
2.社会における「価値」の考え方
世の中には、いろんな商品がありますが、どうやって”価値”って決まるのでしょうか。
結論から言うと、
世の中の商品は、労力量で価値が決まります。
質で決まると思いがちですが、実はあまり関係ありません。
例えば、パソコンなんて昔に比べると、格段に性能が上がっているのに、価格は下がっています。それは、労力をかけずに大量に作れるようになったからですね。
また、自販機で購入するお茶は150円くらいですが、スーパーでは同じ物が100円程度で販売していたいします。これも、スーパーと比べて自販機の方が配送労力等がかかっているからですね。
サラリーマンの給料はどうでしょうか。これも実は労力で決まっており、
明日も、元気で出勤してもらうお金。これが給料です。
仕事を続ける上で、衣食住、少しの娯楽、知識をつける為の勉強代等が必要なので、その必要費用が給料になっています。
年齢があがるにつれて、家を買ったり、結婚して子どもができたりして、お金が更に必要になるので、年功序列で給料があがる。これがサラリーマンの給料の実態です。
医者や弁護士の給料が高いのは、沢山の時間(労力)をかけてきたからです。
ここで、能力が高く稼げる人は、次の2つの「差」を大事にします。
★圧倒的な積み上げの「差」
★独自路線の積み上げの「差」
圧倒的な積み上げについては、野球のイチローの様な練習量と努力が必要なので、いきなりやれと言われても、少し無理があります。
なので、独自路線の積み上げを狙う方が、現実的です。狙い方として、ポイントになるのが、次の2つの要素です。
★「内的要素」:個人のやる気、能力、意識
★「外的要素」:環境、景気、世間の空気
「外的要素」は、自分で変える事は出来ないので、「内的要素」を磨きつつ、世間の流れに「内的要素」を沿わせるというのが、イメージとしては良いです。
時代が変わるにつれて、「外的要素」は変わるので、常に環境を見ておかないと、取り残されて、最終的には、”時代”のせいにしてしまいます。
自分が勤める会社も、一生続くかわからないので、自分のスキルを磨きつつ、どこの会社でもやっていけるという、意識と能力が大切です。
3.正しく挑戦していこう!
人生は常に挑戦の連続ですよね。小さい事から大きな事まで沢山あると思いますが、自分の能力を高めるために、我流というのはあまりオススメできません。
我流は、ゴールに行くまでに間違った方法で進んでしまい、時間ばかりかかってしまいます。
しかし、正しい道を教えてもらうには、お金がかかる場合も多くありますが、よく考えると、世の中で情報を得るにはお金がかかることは当たり前です。
義務教育は除いて、高校、大学、塾、習い事、そして本を読む事等々、ほとんど全てお金がかかります。
そう考えると、
悩む時間があるなら、さっさとお金を払って習得した方が得
という結論になります。
お金で解決出来る事は、さっさとお金を払って、時間を有意義に使った方が良いです。
そして、周りとどんどん差を付けて、勝ったら一歩前へ、またその勢いでもう一歩ずつ進んでいき、コツコツ積み重ねていくと、気付いた時には、圧倒的な差が生まれます。
一度勝って安心領域が出来たとしても、周りも頑張っているので、その安心領域はだんだん小さくなります。
停滞は退化と同じ。
100回やって100回勝つ必要はなく、3割勝利を積み重ねて、長い目で勝てる人になれば良いですし、勝てる相手と勝負しても、実力はつきません。ギリギリのチャレンジを常にしていく事が重要です。
ここで世間が称賛するポイントについて、本書から抜粋します。
本書より抜粋
- その結果を出そうとする意図があり
- その結果を出そうと、正しい行動をし
- 最終的に、意図した結果が出た
ホームランを打とうとして打ったのと、思いっきりスイングしたら、たまたまホームランになったのとでは、周りの評価は全く違うということです。
結果は大事ですが、「行動+結果」を世間は見ています。
正しく行動して、結果を出すという事が、働く上で大事な考え方となります。
まとめ
簡単におさらい
・人生の幸福度を上げるには、仕事を楽しむ事が必要不可欠
・仕事を楽しむには、達成感と充実感がポイント
・ワークライフバランスは生涯かけて手に入れる
・正しく学び自分の価値を積み上げていくことが重要
ということで、今回は、
「カイジに学ぶ『働き方の話』。仕事が楽しくなる方法。」
についてでした。
カイジシリーズは他にも参考になるものがありますので、是非こちらも↓↓↓
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